(トイフェル紹介SS)
所有登録書
整理番号 37564
氏 名 トイフェル - ハイリヒ
性 別 女 性
設定年齢 20歳
製造年月日 2012年3月10日
製品型番 ASLIGHT社製 AP427/prosec(プロセック)
使用用途 保安と所有者の仕事の補佐(別途記載)
所有先住所 氷蛇市霜月5丁目9番28号
CPU TITAN-83THz(100THz動作)
記憶装置 1.328Pbyte 外部HDD(1Pbyte)を含む。
I/F AUSB 光ファイバシリアルポート
クリスタル色 灰色
素体型番 AS-6200
(法で定められた規格内であることを確認済み)
写真 2032年の製造年月日まで有効
<所有者>
氏 名 雷虎竜牙
生年月日 1993年03月04日生
許可証番号 375642930
許可年月日 2014年11月01日
上記の者は、人型コンピュータの運用及び管理に関する基本法により
明記されている人型コンピュータを所有することを許可されたことを証明する。
2014年11月01日 日本国関東電子管理局長
<体 格>
身長 168cm
B 87cm W 56cm H 85cm
体重 52kg
髪型 銀髪でロング
目 青と黒色の2色
肌 白
<背景説明SS>
境の街……氷蛇市……
人口100万人近くの大都市だ。高層ビルが立ち並び時が周りより早く流れているかのようである。
俺はそこから少し離れたところ……市の外れ……
まわりに山が聳え立ち見える範囲では家が一件も無い牧草地……
そんなところに居を構えている。
人嫌いの俺にはうってつけだ。
しかし仕事に困ることは無い。
俺のところにはひっきりなしに色々な依頼が舞い込んでくるからだ。
超情報化社会の世の中……家から出なくても生きていけるもんだ。
俺はここに1人で住んでいるわけでは無い。
数ヶ月前に買った人型PC「トイフェル」が俺のサポート役として住んでいる。
最初は何でも良いから情報処理に特化した人型PCが欲しかったのだが、ふとショップの片隅にあった
こいつの目に惹かれ思わず買ってしまった。
買った当時は……失敗したかと思ったけどな。
いつもと変わらぬ朝……
俺はベットから起きるとまずは研究室にいるトイフェルに話しかける。
俺が部屋に入るとトイフェルがいつもと変わらぬ無表情で俺を出迎える。
クレードルに収まっている姿を見ると、姿は人でもやはり機械なのだなと感じる。
トイフェルは省電状態で充電を受けつつ家の周りを監視しているのである。
俺が眠るときにはいつも保安モードになっているのである……
なんていっても氷蛇は治安が最悪だからだ。
「おはよう。ツヴァイフェル……」
「おはようございます。マスター」
保安モード時の人格の名前は「ツヴァイフェル」と言う……略称は「ツヴァイ」だ。
ツヴァイは俺をマスターと呼ぶ……
最初は慣れなかったが、今となっては当たり前になった。
「なにかあったか?」
「午前2時12分……男が1人ここから10mのところまで近づいてきました。データベースによると
犯罪者ではないようです」
「午前2時15分……その男はなにもせず立ち去りました」
「サーバーに3件の不正アクセスがありました。アクセスログはプリントアウトしてあります」
「判明した2人の氏名、所在地などはすでにサイバーポリスに連絡済です」
「防火壁をやぶった侵入者は0です。報告終わります」
表情一つ変えずに淡々と答える……
「そうか、わかった……」
デスクトップの画面に「マスター起床確認・報告完了……」
と、そっけない時が表示されると、ツヴァイフェルの目が閉じる
そして一瞬黙るとデスクトップの画面に、
「OSが切り替わります……お待ち下さい」と言う文字が現れる。
数秒後……「再起動しました……」という文字と共に、トイフェルが目覚める。
「ふぅ……おはよう。トイフェル」
「……おはようございます。竜牙様」
通常時のトイフェルが起動する……
にこやかな微笑みと共に明るい声が俺に1日の活気を与えてくれるかのようだ……
「さっそくデータ整理を頼むよ……」
「はい!わかりましたぁっ!!」
その言葉と共に、目つきががらっと変わる……真剣な表情でデータの整理を始めた……
こうなると終わるまでしばらく一言も発しない……
家事も頼めたらいいのだが、出きるのはPC内部の掃除(いらないデータの処理)やラボの掃除
お使いくらいだ。
あまり家事は得意じゃないらしい……
このモードのトイフェルは2つの性格を持っている……
「冷静に淡々と仕事をこなす。完璧主義的性格」
「温和で幸せを振りまくかのような優しい性格」
大抵は、温和なトイフェルでいる。俺も一番それが好きだ。
朝食などを済ませ、ラボに戻るとトイフェルがにこやかな表情で掃除をしていた。
「データ整理は終わったのか?」
「はい。あ、すぐ部屋の掃除を終わらせちゃいますね」
あくせくと部屋の掃除をするトイフェル……その姿はとてもかわいらしい……
そんな後姿を見ながら仕事を始める……
今日の依頼は……4件か……少ない方だな。
ちなみに、俺の仕事はサイバーの便利屋みたいなもんだ。
最近はもっぱらOSやソフトウェアのバグ探しとセキュリティホール探しが主な収入源になっている。
「まずは……この会社にするか……」
1件目のクライアントはセキュリティホールを捜して欲しいらしい。
「トイフェル……手伝ってくれ……」
「あ、は、はい……。今行きます」
あわててトイフェルが俺のそばに来る。
「どんなお仕事ですか?」
「この会社への侵入だ……」
その言葉を聞くと同時に
モニタに「OSが切り替わります……」と表示される
ツヴァイに切り替わると打って変わって表情が変わる。
目には冷たい光が輝き俺が見てもぞっとするほどだ……
「なんでしょう……マスター?」
「この会社に侵入してくれ……穴を探すんだ」
「了解致しました……オンラインに接続致します……」
デスクトップにはめまぐるしく、16進数値が流れていく……
「侵入成功……なにをいたしますか?」
「……会社の全てのPCに侵入したことを知らせるだけで良いぞ。もちろん俺の署名を入れてな」
「了解致しました……」
会社は大慌てだろうなぁ……ま、依頼だからな。
俺が知ったことではない。
それが俺のとこに仕事を依頼する条件だ。
しかし完璧に穴は塞ぐけどな。
「ホールは何ヶ所あった?」
「全部で5箇所です」
なんて会社だ……今の時代に5箇所も穴があるなんて……ずさんだな。
ま、こう言う企業がいるから俺も食っていけるんだけどな。
さて、穴ふさぎのプログラムでも作るか……
「ツヴァイ、あと、こことここにも侵入してくれ……侵入した証と穴の報告を忘れずにな」
「了解致しました……」
トイフェル保安モード時(ツヴァイフェル)には、高性能のハッキングソフトが使えるようになっている。
もちろん俺の自作だが……
なぜか、他のモードだと使いこなせないらしい……不思議だ。
「完了致しました……」
すぐに終わらせてくれる……表情は相変わらず怖いが……
言い方も機械的でそっけない。ま、仕事に使うならこれくらいが丁度良いんだけどな。
ツヴァイならそこらのくそハッカーより数十倍技術が上だしな。
しかし侵入成功したときにだけ、軽く笑みを浮かべるような気がするのは気のせいだろうか……
「………………」
ツヴァイが無表情のまま遠くを見つめている……
今日はすぐに戻らないな……ちっ、いつもなら戻るはずだが、仕方ない……
「……変更コードF40022」
強制割り込みをかけトイフェルに戻らせる……一番ほっとするな……やっぱ。
「トイフェル……買い物してきてくれないか?」
「はい。わかりました」
「リストはそこに出力してあるから……」
「はい。いってきます」
以前、まだ不安定な頃……買い物に行かせたら、保安モードで帰ってきた事があった。
あんときはぞっとしたなぁ……どうやら襲われそうになってモードが切り替わったらしい……
あとから警察が来て事情を聞いてみると、指名手配犯3人を叩きのめしたらしい……
なぜか、お礼を言われた……あとにも先にも警察にお礼を言われたのはコレくらいだ。
だが、そのときのニュースがTVでやっていたが、やはり口の端に笑みを浮かべ楽しそうに戦ってた……
相手が戦意を失っていても殴っているのを見て、ヤバイなと思ったな……
しかし、しっかり帰ってきてくれたのは幸いだった。
あのまま帰ってこなかったらやばいからな。
ま、俺の人の事は言えないが……
よく、傷害罪でつかまらなかったもんだ。
どうやら正当防衛に対する反応がきつすぎたらしい……
懸賞金も入ったし……あれはあれでよしと言う感じだったが……
最近は安定したからか、そういうことはなくなった……
というより、襲われることが無くなったのかもしれない。
そして夜……
「ふぅ……やっと、終わったな。おい、トイフェル……」
「なんでしょう?竜牙様……」
「今日も……頼むよ」
「はい」
顔をすこし赤らめながら、なにやらぶつぶつつぶやいている……
このモードだけは強制切り替えコードを知らない。
自分で変えているらしい……なぜだろう?
モニタに「OS、H4起動しました……」
という文字が現れる……
妖しい笑みを浮かべ「レーツェル」が起動する……
こいつは、トイフェルの夜伽モード時の人格の名前だ。
「……ご主人様ぁ……お願い致しますぅ……」
「あぁ……まずは俺の服を脱がしてもらおうか……」
目に期待をにじませながらレーツェルが俺の服を脱がし始める……
今日も1日終わったな……
トイフェルは、すでに通常モードに戻っていた。
「お疲れ様でした。もうおやすみになるのですか?」
「あぁ、そうするよ」
「はい……おやすみなさい」
俺は、トイフェルの頬に軽くキスをすると保安モードtype2(省電・充電)に変わった。
いつもこれが終わった後だな……モードが変わるのは……
トイフェルは幸せそうな顔をしたあと、また無表情になる……
眠ることなく……俺を守ってくれるだろう……たぶん……
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※設定
<バディネーム(基本ネーム)>
トイフェル - ハイリヒ
(神聖なる悪魔)
<バディ性格>
多重人格を形成している。
冷酷(保安モード) 名前「ツヴァイフェル」
温厚(家事モード) 名前「トイフェル」基本ネーム
冷静(情報処理モード)名前「トイフェル」
従属(性欲処理モード)名前「レーツェル」
の4性格からなっている。
その人格によって、名前が変わる。
<誕生過程・性格説明>
竜牙の目にとまったバディ女性型の既製品を購入したところ
(どうやら性処理用であったらしい、しかし運動能力は高めだった。)
チェック漏れによりクリスタル(規格外品)が入っていたため、多重人格を形成していた。
(多重人格クリスタル)
鉱石を精製する段階で歪が生じ、多重人格を形成したもの。
色は、最初は黒であったが徐々に灰色へと変化した。
普通はチェックではねられるはずがチェック漏れにより搭載されてしまった。
搭載HDDだけではあきたらず外部記憶も搭載させている(クレードル接続時(AUSB))
それぞれの性格に合いそうな改造OS・汎用OSをいれマルチブートにしたもの。
しかし、そのそれぞれ使う機能によって性格が変わってしまう。
些細なきっかけで、性格(モード)が入れ替わるときもある
突然モードが切り替わったときは、強制割り込みで止めることが可能。
基本的な人格は、「気が強く何事に対しても冷静に対処できる。」と言うもの。
さらに、学習能力も高い。
通常はマスターに絶対服従している。
<保安モード>名前「ツヴァイフェル」…………訳「疑い」
保安モードになると、気の強さは変わらないが冷酷になり、ときたま暴走も起こすことがある
保安用のOS(特注版(軍用に近い))を使用……身体能力を向上させている
この場合、電磁警棒、防弾ウイングをフルに使用できる。
保安モード時には、ハッキングソフトなどの攻撃的なソフト
自己防衛、警護専用アプリを使用するのが得意。
type1(通常)type2(省電・充電)の二つのtypeがある。
もう一つtype3(暴走)があるがこのタイプに入ると強制割り込みでないと解除不能。
他のタイプ時にも、強制割り込みが必要なときがある。
(呼び方)
自分「私」
マスター「マスター」
他人「呼び捨て又は・〜様」
(移行条件)
マスター就寝時(type2)、仕事サポート時(type1)、身辺警護(type1)
特別条件<襲撃時自己防衛時など……>(type3)
家事・情報処理は一つのOS(汎用)に統合されている。
<家事モード(基本状態)>名前「トイフェル」…………訳「悪魔」
家事モードになると、温厚な性格になりマスターの指示をてきぱきとこなし、嫌な顔一つしない
扱いやすいこの性格がデフォルトとなっている。
さらに思いやりがあり明るい。
しかし、たまにおっちょこちょいな性格が出てくる。
このモードから、各モードに移行していく。
戻るときはこのモードに戻る。
メイド機能アプリを使うのが得意な性格。
(呼び方)
自分「私」
マスター「竜牙様」
他人「〜様」
(移行条件)
家事・通常生活時
<情報処理モード>名前「トイフェル」…………訳「悪魔」
情報処理モードは、冷静沈着にデータ収集・加工・保管などの処理を淡々とこなす。
情報処理専用アプリを使うのが得意な性格。
(移行条件)
仕事サポート時
(呼び方)
自分「私」
マスター「竜牙様」
他人「〜様」
<性欲処理モード>名前「レーツェル」…………訳「謎めいた」
性欲処理には特別OS(身体能力変化)が機能
このOSは最初からインストール済み。
(この機能だけで4性格だった。)
性欲処理モードは、従属的な性格が表れる。
どんな指示も従い、乱れ方が半端じゃない。
淫乱体質に変化。
性欲処理ソフトを使用する。
(呼び方)
自分「レーツェル」
マスター「ご主人様」
他人「〜様」
(移行条件)
トイフェルの気分
マスター命令時
マスターはそれぞれの機能に最適なアプリを開発しインストしている。
<OS説明>
secugur 4.8改 (通称 sec4.8)市販保安用OSの特注版。防衛能力を強化したもの。軍用に近し
generappOS10 (通称 G−OS10)汎用OS、家事・情報処理全般を任せている。
associaH4xxx (通称 H4)謎の特別OS……なぜか最初からインストール済み。夜伽専用
sec4.8と他のOSの記憶は連続していない。
H4は、G−OSの人格により管理されている。
OSはほとんど自動的にそれぞれの性格に当てはまった。
自我(本能?)がそうさせたのかもしれない……
<用途>
保安(ボディーガード)
家事一般
情報処理
性欲処理
<バディ装備>
赤外線暗視装置
対空対地兼用監視システム
単チャンネル地上空中通信システム
<保安装備>
防弾ウイング……攻撃にも使用可
電磁警棒
すべて市販品又はそれを改造したもの
<シンボルマーク>
腹部に描かれている十字架に雷撃のマーク
肩についている赤い星
<マーキング>
菱形(灰色)
<得意なもの>
それぞれの性格時にあったジョブ
<苦手なもの>
家事
人とのコミュニケーション(ツヴァイ時)
ツヴァイの人格(トイフェル時)
<長所>
性格に合ったジョブには、高い処理能力を発揮する。
大抵の事には落ち着いてこなせる。
完璧主義
<短所>
性格が変わる。
人見知りをする。
マスター以外とのコミュニケーションが苦手。
暴走すると止められなくなる。
メモリ、HDDを食う(4性格もあるため)
<マスターネーム>
雷虎 竜牙
<年齢>
20歳
<体格>
身長 175cm 64kg
<生年月日>
1993/3/4 外見年齢20 年齢22
<髪>
黒髪 オールバック
<肌>
黄色人種
<職業>
個人経営のセキュリティ会社(情報化社会の何でも屋)の社長
<説明>
物心ついたときからコンピュータを弄り出していたというほどのコンピュータ好き
プログラミング、ハッキング能力が高い
そして、機械系統の事なら大抵のことをこなせるほどの機械オタク
特に改造にはとてつもない熱を注ぐ……
自分で生み出すのはあまり得意では無い
性格は、バディに負けずとも劣らず異常である。
仕事は、色々な依頼を受け、それをこなす便利屋みたいなもの
サイバー関連に特化している。
性格 冷静(冷酷)悪魔に似た性格
住居 上記SS内に記述 郊外の4LDKの一軒屋
服装:ジーンズにトレーナーとかセーターとかラフな格好。
あとは、スーツを着込むのも好き
一人称:俺
二人称:あんた、てめぇ、おまえなど……
三人称:呼び捨て
口調:乱暴(北海道言葉がでる)
命令系、〜だな。〜だ。〜しろ。