まおうのこうけいしゃ いんたーみっしょん1
フィリオネル:と、言うわけで第1話終了記念座談会のはじまりはじまり〜 ウラハ:なにが「と、言うわけ」なのか解らぬが、たしか第1話は旅に出るまでではなかったのか? モエギ:なんでも「きりが良いので第1話終了」なのだそうよ …どうゆうきりのよさなのじゃ? …さぁ? まぁそれはともかく、ここでは作中には出てくるけど詳しく説明されてないことを解説するよ。疑問質問のメールにもここで答えていくそうだよ。 疑問質問どころかようやく感想が一通きただけなのにか?それにわざわざ説明するということは作者の力不足じゃろう? (しくしくしく) 今何か聞こえたような…? 気のせいであろ。それで、何から説明するのじゃ? じゃあまずは舞台になってる場所からはじめようか。このラウベルの村はレクティフィア王国のラクターン公爵領のなかのヒガン高原にある。公爵領とは言ってるけど実はそんな領地は無いんだ。 はぁ?よくわからんのじゃ? ラクターン公爵ってのは王族に与えられる爵位の一つなんだ、ラクターン地方の貴族の取りまとめ役なんだ。役職のために爵位が作られたのか爵位のために役職が作られたのかは微妙なところだけどね。名誉職のようなもので実際の権力はあまりないかな。 そういえばフィリオネル様も貴族なんでしたよね 一番下の男爵だけどね。これは王国に得に功績のある者か、貴族の子弟が受けるもので一代限りのものなんだ。だから僕の名前「フィリオネル・マクスウェル・シュミット」というのは「シュミット子爵家、マクスウェル子爵の息子、フィリオネル男爵」って意味になるかな。他にも侯爵、伯爵、子爵とあるけど治めてる領地の規模によって変わるくらい違いかな ふむ。それで、どのくらいの地位なのじゃ? まぁ上から言えば、国王、大貴族・王族、侯爵・伯爵・子爵、男爵・士族、市民、奴隷・魔族って順番。あはは、下から数えたほうが早いね。 まぁ…そうだったんですか ん?魔術師はどうなんじゃ? 魔術師は市民の中に入るよ。あくまで特殊技能者だからね。もちろんそれなりの役職について士族並の地位の人もいるけど。 なんじゃ…つまらんの フォーンなら、魔繰士なら士族、魔術師なら男爵くらいの地位になりますもんねぇ ん?今、魔繰士って言ったよね。それって、魔術付与具を使って魔術を使う術士の事かい? ええ、そうですけど…何か? いや、僕の記憶違いじゃなければ魔繰士、魔術師、それに魔導師って分類は魔王の乱の後に、希代の魔術師にして初代ティルナ領主、アズ=ジグラット・ティルナが開いた魔術学院で定められたものなんだよね …もしや、こちらでも魔導師は魔術付与具を作れる程の人物をさすのかや? そうだよ。でも変だな、偽書・魔王後伝のことを考えればありえないことでは無いだろうけど、それにしては… それにしては? うーん。妙に、一致しすぎてる気がする。(ぶつぶつぶつ) あ、何処に行くのじゃ!まだ終わってはおらぬのに! あらぁ…行ってしまわれたわねぇ… どうするのじゃ?この後… とりあえずお別れの挨拶でもしましょうか う、うん。えーっと…。第2話は鋭意製作中のはずじゃ!心して待つがよいぞ! もう、ウラハったらそんな話し方で言うものじゃないでしょ え…え、えーっと。ううむ… 作者もがんばってるはずですので、皆さんも呆れずに見守ってくださいね それでは次の回で会おうぞ! 今宵はこれまでにしとうございます。
ところで、「今宵はこれまでにしとうございます。」って… 一度使ってみたかった言葉なの そ、そうですか…
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