Buddy World
時は2015年。 人々の生活はバディ(人型PCの総称)と共にあった。 全ては2002年に発売された、最初の人型PCから始まった。 日本という小さな島国の、同じく小さなパソコンメーカー「千早電子」が発売した驚くべき商品「人型PC(以後バディと称)」。 それは、当時「千早電子」に籍を置いていた神藤公康というたった一人の天才技術者によって作り出された物だった。 今でこそ一般的となったバディに使われている様々な技術も、当時は世界の先端を行く超テクノロジーであり、それを日本の小さなメーカーが世界に先駆けて作り出した事に、世界中の人々は驚いた。 コンピューターテクノロジーだけでなく、バイオテクノロジーなどの様々な技術を応用して作り出されたバディは、見た目には人間となんら変わりが無かった為、当初は「社会に受け入れられないのでは?」「国家主導で技術の規制がされる」などと、様々の憶測が飛び交った。 しかしバディと千早電子は幸運だった。 発表された場所である「日本」は、古くからアニメーションや漫画などのメディアによって、人型の機械を受け入れる土壌ができていたのである。 様々な問題点はあったものの、こうしてバディは人々の生活に少しずつ受け入れられていったのである。 そしてバディは神藤公康の手によって更なる改良を加えられ、現在の第七世代となる頃には「自律推論型人格回路」を持ち、人と全く変わらない存在へと、まさに進化していた。 |
バディ基本法「人型コンピュータの運用及び管理に関する基本法(抜粋)」 製作/雷虎竜牙氏・ORU氏 バディ企画「人名/設定/用語辞典」ver0.94 製作/ORU氏
バディ企画「人名/設定/用語辞典ダウンロード版」ver0.92 for
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