リアルバウトハイスクール二次創作「Dangerous Summer」
※アニメやら漫画やら色々とありますが、基本的には小説の方を参考にしております。
Dangerous Summer 「抜けるような青い空、焼けるような陽射し、眩しい砂浜、そしてコバルトブルーの海…」 御剣涼子は陽射し以上に眩しい肢体を小さな布地で多い、両手を広げて海を渡る風を全身で受け止める。 だが、その表情は一瞬にして曇ってしまう。 「……で、何でコイツが一緒に居るのよ!」 涼子が不機嫌になる理由はただ一つ、天敵である草薙静馬の存在だ。 師匠である鬼塚家の人間と親友のひとみと一緒に、夏を満喫する為にこうして人気の少ない海へとやって来たのだが…。 浜辺に着いてみれば、さも当然といった表情で静馬と大作が居たのだ。 大作の存在はまだ許せる。しかし静馬の存在だけは認める事ができない涼子だった。 「まぁまぁ涼子ちゃん……せっかくの海だし、皆で楽しもうよ…ね?」 不機嫌の塊といった表情の涼子を必死になだめるのは、涼子よりは大人しいデザインの水着に身を包んだひとみだった。 二人が並んでいると周囲の男達が次々に声をかけてくるのだが、それら全ての男達が涼子の憤怒の表情を見て尻尾を巻いて去って行く。 ひとみにしてみれば余計な邪魔が入らなくて良いのだが、これではとても楽しむといった雰囲気ではない。 「そうそう、涼子さんもいつまでも怒ってないで」 そう言いながら防水加工されたデジタルカメラのシャッターを切る大作。 浜辺へと着てからというもの、大作は涼子とひとみを一時もファインダーから外さない。 例外があるとしたら、まだ着替え途中の美雪が現れた時くらいのものだろう。 「………それもそうね…あの馬鹿の顔さえ見なければいい事だし…」 「あン?、誰が馬鹿やて?」 安っぽいアロハに下品なサングラス。 それが自分では格好いいと思っている事自体が哀れな静馬が、行き交う水着の女性達に視線を送りながら応える。 だが、今日の静馬は涼子を相手にする気など毛頭なく、いつもなら食って掛かるところを聞き流していた。 (水着のお姉ちゃんとひと夏のアバンチュール…これや!、これこそが青春や!!) などと、男なら理解できるが女性陣からは全く理解されない決意を胸に、静馬は水着の女性を物色し続ける。 そんな静馬の反応に微かに胸の奥が痛む涼子だったが、それを表に出さないのは持って生まれた性格か。 静馬の尻に蹴りを一発お見舞いすると、ひとみを伴って砂浜を歩き始めた。 「ちょ、ちょっと涼子ちゃん…」 「いくわよ!、あんなのの傍に居たら馬鹿が移る!」 「で、でもぉ……」 強引な涼子に逆らえず、ひとみは引きずられるようにして連れ去られていく。 慌てて大作は二人を追いかけようとしたが、静馬の無言の圧力に屈してその場に膝をついてしまった。 デジタルカメラを手にした肩が力無く震えてみえる。 「……仕方ない、被写体は美雪ちゃんだけでいくか」 どこまでも大作は大作であった。 「ねぇ涼子ちゃん……どこまで行くの?」 「…………え?」 怒りの表情のまま歩き続ける涼子に従っていたひとみだったが、どんどん人気のなくなっていくのに不安になり、躊躇いがちに声をかけた。 言われるまで涼子も気付かなかったらしく、急に立ち止まって周囲を見渡し始めた。 人気のある浜辺からはかなり離れ、目の前には岩場が迫り砂浜は終わりを告げようとしていた。 「こ…この辺りなら静かでいいじゃない」 「………もう……ね、戻ろう?」 静馬の元へと戻るのは癪に障るが、人気の無い浜辺で女二人で居ても空しいだけだ。 別に男達の視線を集めたい訳でも無いが、美雪を男達の中に一人だけ残してきたのも気に掛かる。 色々と理由をつけて自分を納得させ、涼子はようやく戻る気になったようだ。 「…そうね……戻ろうか」 「うんっ」 と、二人揃って振り返った先に、白い水泳帽にスモークの入った水中眼鏡、鼻にはシンクロのスイマーが付けるクリップ、そして揃いのブルーのビキニタイプの水着。 そんな、どこからみても異様な雰囲気の痩身の男達が、涼子とひとみの行く手を遮るかのように立っていた。 「……また現れたの…」 涼子は眉を寄せた眉間に指を当てて、うんざりした口調で呟いた。 その異様な男達は<フライング・シーマンズ>と言い、先頃、涼子達に叩きのめされたストリート・バイパーズの一チームだ。 涼子は改めて視線を上げてF・シーマンズの面々を睨みつけると、脅えるひとみを背後に隠れさせながら言い放った。 「アンタ達……またやられに来た訳?」 だがしかし、F・シーマンズの面々は口元に薄笑いを浮かべると、恐るべき速度で涼子達の周囲を取り囲む。 慌てて愛用の木刀を構えようとした涼子は、その時になって初めて木刀を置き忘れた事に気付いた。 口惜しそうに舌打ちし、涼子は無手のままでF・シーマンズ達に相対する。 「キャァッ!!」 不意に背後で甲高い悲鳴が上がり、慌てて振り向いた涼子の視線の先では、F・シーマンズの一人がひとみの腕を掴んで身体を引き寄せていた。 隙をつかれて人質を取られた形になり、涼子は満面に悔しそうな表情を浮かべる。 「ひとみを離しなさいよ!」 「りょ、涼子ちゃん後ろ!」 「え……あっ」 ひとみを人質に取った男へと詰め寄ろうとしていた涼子を、背後から別の男が羽交い絞めにする。 その痩身の見かけからは想像できない程の力で締め付け、男は一気に涼子を海へと引きずり込もうとした。 涼子の視界の端では、同じようにひとみも海へと連れ込まれ、既に胸の辺りまで引きずり込まれている。 「ちょ、ちょっと……静馬ぁっ…!」 咄嗟に遥か彼方で大作や美雪と戯れている静馬の名を叫ぶが、その声は波の音に紛れて届く事はない。 更に大声で叫ぼうとした涼子の口を男の手が押さえ、さしたる抵抗もできないままに、涼子は海へと引きずりこまれていった。 「んぐっ………んんっ……」 頭まで海中に没し、息苦しさにもがく涼子。 限界を超えた涼子の口が空気を求めて開かれると、すかさず男の口がそこへ覆い被さる。 肺に残っていた空気を全て吐き出し、代わりに男の口から流し込まれた液体を、涼子は息苦しさのあまりそのまま飲み込んでしまった。 それはひとみも同じらしく、海中で男に唇を奪われている。 (くっ……このままじゃ……) 口腔へ流し込まれた液体を嚥下してしまった涼子は、そのまま海中で意識を失っていった。 打ち寄せる波の音と、海鳥達の鳴き声が遠くから聞こえてくる。 その音が次第に大きくなっていき、涼子の意識は少しずつ覚醒していく。 「……ん………………ここは………?」 微かな痛みを首筋に覚えながら、涼子は緩やかな動きで上半身を起こす。 支えようとした腕だけではなく全身に上手く力が入らず、涼子はまるで自分の身体ではないような錯覚を覚える。 そしてぼんやりとした意識で周囲を見渡すと、視界の先に絡み合う肌色の物体を確認した。 それはF・シーマンズの面子全裸にされたひとみ。 「ひ、ひとみっ……!?」 そこは断崖絶壁によって周囲とは隔離された入り江のような砂浜で、体育館ほどの広さの砂浜が広がっている。 ひとみはその崖に近い辺りで四つん這いになり、前に立った男の男性器を口に咥え、背後からは別の男に秘所を貫かれていた。 涼子の瞳に見た者を凍りつかせるような怒りの光が宿り、急いでひとみの元へと駆け寄ろうと立ち上がりかけるが、膝に力が入らずその場に倒れてしまう。 「くぅっ……何で……!」 怒りに我を忘れている涼子は、それがF・シーマンズによって飲まされた液体の為だと気付きようもない。 這うようにして砂を掻き、必死にひとみの元へと近づこうとするが、その前を別のF・シーマンズのメンバーが立ちはだかった。 「……どういうつもりよ!」 砂浜に這いつくばった姿勢でも強気の態度は崩さず、涼子は目の前の男に怒りを込めて叫ぶ。 だが男は黙って口元に笑みを浮かべると、その場にしゃがみ込んで長い舌を伸ばして唇を舐める。 そして男の手が素早く伸び、涼子の首筋を撫でた。 「ひゃんっ………!」 軽く撫でられただけであるのに、涼子は飛び上がりそうな声を上げて身体を震えさせる。 その反応を楽しげに見ていた男が、ようやくゆっくりと口を開いた。 「さっき飲ませた薬で、通常の倍近く敏感になってるんだよ」 男の言葉を証明するかのように、涼子は首筋を撫でられただけで感じてしまっていたのだ。 視線の端でひとみの姿を覗えば、明らかに陵辱されているにも関わらず、その表情は恍惚としている。 もし口に男の物を咥えていなければ、その口からは可愛らしい声の喘ぎが漏れているのだろう。 涼子は男達の卑怯な手段に、悔しそうに唇を噛んで睨みつけた。 「我々を馬鹿にした償いを受けてもらいましょうか…」 その言葉を合図に、二人の男が涼子の身体を抱え上げる。 一人は背後から水着ごと乳房へと手を伸ばして揉み始め、もう一人は涼子の太股へと舌を這わせ始めた。 普段なら嫌悪感と怒りしか覚えないような行為に対して、涼子は薬の効果か敏感に感じてしまう。 口惜しそうな表情を浮かべてはいるが、その頬は既に朱色に上気し、瞳は潤み始めている。 「くっ……覚えてなさいよ……絶対に許さないんだから……んんっ……」 「フフ…すぐに貴方から求めるようになりますよ」 目の前に立っていた男は長い舌を伸ばし、涼子の頬を嘗め回した後、強引に口を開かせて舌を潜り込ませた。 涼子はその舌から逃れる事もできず、されるがままに口腔を蹂躙された。 男の舌は涼子の口内で縦横無尽に動き、逃げ腰の舌や歯茎を嘗め回し、強引に涼子の舌へと絡んでくる。 「んんーっ………!」 背後の男の手は水着を上へとずらし、露にさせた形の良い乳房を指先の長い手で乱暴に揉みほぐす。 脚に纏わりついていた男は太股を唾液で濡らし終えると、下腹部を覆う小さな水着へ舌を伸ばしていた。 通常より遥かに敏感になっている涼子は、意思とは裏腹に乱暴な男達の愛撫に感じてしまう。 (こ、こんな連中に………!) 身体に力が入らず、更には快感によって精神を乱され、抵抗できない涼子は悔しさに涙を零していた。 目の前の男はその涙を舌で舐め取ると、以前の様子からは想像できないような、低く響く声で囁きかける。 もしかしたら、F・シーマンズは何かに操られているのでは。そう思わせる程に声は深い闇から響くように涼子の耳に届く。 「その顔を快楽に歪ませ、自ら尻を振って男を求める淫女にしてやる」 目の前に迫った男のスモークの入った水中眼鏡の奥に、妖しげな光が点るのを涼子は見た。 その禍々しい光に、涼子の中で抵抗する意思が急速に萎えていく。 苦渋に満ちていた表情には快楽と脅えが広がり、双眸からは輝く涙の雫が零れ落ちた。 「…い……嫌ぁっ……!!」 先程までは抵抗し、男達を叩きのめす事しか考えていなかった頭の中に、改めて陵辱される事へと恐怖が広がっていく。 涼子は力無く左右に頭を振り、その特徴的なポニーテールを揺らした。 目の前に立っていた男は涼子のそんな表情を見ると、一歩引いた所から仲間達の行為を眺め始める。 この男がF・シーマンズのリーダーであるのは間違いなかった。 「やめて………お願いっ……!」 普段の毅然とした姿からは想像できない、か弱い女の声で叫びながら懇願する涼子。 しかし男達は動きを止めようとも、涼子を解放しようともせず、それどころか更に熱心に涼子を責め始めた。 背後の男は、掌の中で形を変えた乳房が指の間からはみ出す程に荒々しく乳房を揉みほぐし、固く尖った乳首を指先で摘み上げては弄ぶ。 鍛え上げられて引き締まった体とは対照的に、女性的な膨らみを持った乳房が男の手によって蹂躙された。 そして足元の男は水着の上から秘唇へと舌を這わせ、唾液と涼子の愛液で水着をたっぷりと濡らすと、おもむろに水着を足首まで一気に引き下ろした。 綺麗に生え揃った恥毛と桜色の濡れた秘唇が露になり、溢れ出した愛液が雫となって滴り落ちて、白い砂浜へと吸い込まれていく。 男は両手で涼子の秘唇を左右に押し開くと、リーダーと同じく長い舌を秘唇の奥へと伸ばし、襞の一枚一枚を丹念に弄っていった。 「あっ、あぁぁっ…!、あんっ…やぁっ……んんっ……ひゃぅぅっ……!!」 涼子の薄い唇の間からは絶え間なく喘ぎが漏れ、薬によって増した快感に激しく震える。 日焼けした肌は桜色に染まり、白く残った水着の跡と絶妙な色合いを奏でる。 そして更に熱のこもっていく男達の責めに、いつしか涼子は我を忘れて快感を受け入れていた。 「んっ…はぁっ…あぁんっ!、はぁ…はぁ……んくぅっ!!、イイ…イイのぉっ…!」 激しい快感に蕩けきった表情で、波間に甘い喘ぎを響かせる涼子。 そして男達によって絶頂へと導かれようとした瞬間、男達は揃って涼子から離れた。 支えを失って砂浜へ倒れこんだ涼子は、物欲しそうな表情で周囲の男達を見上げる。 「ど、どうして……お願い…イカせて……」 「なら、その場で四つん這いになって、自分で広げておねだりしてみろ」 切なそうに見上げていた涼子に、男は冷然とした声で言い放つ。 涼子にとって、それは死よりも辛い屈辱的な行為である。 しかし、味わった事の無い快感に溺れきった涼子の身体は、最後に残った羞恥心を易々と押し退けてしまった。 力の入らない四肢で砂浜の上で四つん這いになると、涼子は下から手を伸ばして秘唇を左右に割り開いて見せる。 「お、お願いします……お情けを……」 「それでは解らんな。どこをどうして欲しいんだ」 「うぅ………お…お○んこを…涼子の……お○んこを犯して下さいっ……!」 屈辱よりも羞恥よりも、肉欲が勝った瞬間だった。 涼子は涙を零しながら叫ぶと、震える指先で更に大きく秘唇を開いて男達に見せる。 先程まで涼子を責めていた男達がリーダーらしき男に視線を送ると、その男はゆっくりと涼子に近づいていった。 「……御剣涼子も…所詮は女という事か…クク」 冷笑を含ませた声でそう呟くと、男は競泳用のブルーの水着を脱ぎ捨てる。 そして大きくそそり立った男性器に手を沿え、ゆっくりと涼子の濡れた秘唇の奥へと狙いを定めた。 「望み通りにしてやる」 言葉と同時に、男の男性器は涼子の秘唇を押し開き、一気に根元まで埋没させた。 「かはぁっ………!!」 涼子はその勢いに肺の中の空気を全て吐き出し、目を見開い言葉にならない叫びを上げる。 しかし破瓜の痛みなど微塵も感じられず、男が腰を引いた瞬間には新たな快感を呼び起こされていた。 男は涼子の腰を強く抱きかかえると、己の欲望をぶつけるかのような抽送を開始した。 「あっあっあっ……凄い…凄いのっ………あんっ、あんっ、あんっ…!」 男の抽送によって全身を激しく前後に揺らし、同じようにまとめた髪も揺らす涼子。 重力に引かれて大きさを増したかのような乳房も、その動きに合わせて激しく前後に揺れていた。 深く出入りする男の男性器には大量の愛液が纏わり付き、それが更に滑りを良くさせて深く貫いていく。 大きく広がった先端によって濡れた膣壁を擦り上げられながら、涼子はこの世の物とは思えない程の快感に酔いしれた。 「ああんっ…!、イイのっ…深いのぉっ…!、もっと……もっと突いてっ……お○んこ突いてぇっ…!!」 淫らに叫びながら、自らも腰を振って涼子は更なる快感を求める。 一度快感を覚えてしまった身体は、より大きな快感を際限なく求めてしまうのだ。 気が狂いそうな程に強烈な快感に全身を襲われながら、涼子は完全に快楽の虜になっていた。 「いやらしい声を出しやがって…そんなに気持ちいいのか?」 「イイのっ……感じちゃうのっ…!、あんっ、んっ、んんっ!、壊れちゃうっ…涼子のお○んこ壊れちゃうぅっ…!!」 男は大きく大胆に腰を動かして涼子を貫き、膣内を抉るように掻き回す。 その激しい動きに涼子は身体を支えきれず、上半身を砂の上へと投げ出してしまった。 熱さの残る砂に乳首が擦れ、それがまた新たな快感となって涼子を乱れさせる。 「ああぁっ!、もう……もう駄目ぇっ……イッちゃうっ、イッちゃうよっ!、イッちゃうのぉっ…!!」 「好きなだけイケよ。何度でもイカせてやる」 「嬉しいっ………あんっ、あんっ、イクっ、イッちゃうっ、イクイクっ…!!」 砂の上で激しく頭を振りながら、涼子は初めての絶頂へと一気に昇りつめていった。 だが男の抽送は終る事なく続き、絶頂の余韻に浸る間を涼子に与えさせない。 絶頂に全身を弛緩させている涼子の腰を持ち上げるように抱え、男は更に深く貫いていった。 「はぁぁっ……駄目……おかしくなっちゃう……んんっ……あっ、あっ、あぁっ!!」 一度昇りつめた涼子の身体は、尚も与えられる抽送による快感によって、立て続けに絶頂へと昇りつめさせられる。 脊髄を電流が流れていくような絶頂感を何度も味わされ、涼子の喘ぎは絶叫へと変わっていった。 「イクぅっ…!、また…またイッちゃうっ……イクイクイクっ!、イッちゃうっ、イッちゃうのぉっ…!!!」 涼子は身も心も完全に崩壊してしまったかのように、その叫びも次第に言葉を成さなくなっていく。 そして、ようやく男も昂ぶりを覚え、小刻みに何度も貫いた後、涼子の膣内へと射精した。 涼子は蕩けきった表情で、流れ込む大量の精液の感触に震える。 (もうダメ……何も考えられない……) 男が射精したの合図に、残っていた男達も涼子へと襲い掛かる。 一人は涼子の唇を割って口腔を犯し、一人は尻を開いてアナルを犯す。 その頃にはひとみは激しすぎる陵辱に気を失ってしまい、犯していた男達も涼子へと群がった。 四人の男を同時に相手にし、次々に全身を白濁した精液で汚されていく涼子。 「はぁ……あんっ……んんっ……んぐぅ………ふぁっ…!」 顔も髪も乳房も腹も尻も、全身を男達の精液で汚されながらも、恍惚とした表情を浮かべる涼子。 それは完全に快楽に溺れてしまった雌の顔だった。 男達の陵辱は日が傾いて水平線に沈むまで続き、涼子は数え切れない絶頂を味わい、大量の精液を膣内へと注ぎ込まれた。 そして絶倫かと思われていた男達の精力も、一人、また一人と尽き果てて砂浜に腰を降ろしていく。 最後まで残っていたリーダーも、涼子の胸の谷間に最後の一滴までをも絞り出すと、疲れ切った表情でその場に座り込んだ。 「はぁ…はぁ……これだけ徹底的に犯してやれば…御剣涼子といえど…」 二度と逆らえない性奴隷となる…はずであった。 しかし涼子は、これだけの時間にわたって陵辱されたというのに、まだ余力を残していた。 そして、男の飲ませた薬の効果が切れる時間となる。 「……………」 四肢に戻った力を確認すると、まるで幽鬼のようにゆっくりと立ち上がる涼子。 その双眸からは相手を射抜いてしまいそうな程の、苛烈な怒りの光が煌々と輝いていた。 ようやく、F・シーマンズの面々は己の愚かさに気がついた。 例え陵辱しつくし、犯しぬいたとしても、御剣涼子は御剣涼子でしかないのだ。 「………………天誅…」 浜に流れ着いたと思われる棒切れを手に取ると、全身を精液で汚された姿のままで、涼子は一歩ずつ男達へと近づいていった。 涼子の足が一歩進む度に、男達の顔から血の気が失せていく。 「………………天誅っ!!!」 後は阿鼻叫喚の図であった。 気を失っていたひとみを解放すると、肌にこびりついた精液を海で洗い流して水着を身に付し、涼子はひとみを支えながら海へと飛び込んだ。 「おぉ……どこ行ってたんや涼子」 「心配しましたよぉ〜涼子さん」 夏の海を満喫したといった感じで真っ黒に日焼けした静馬と大作が、疲れ切った様子で海から上がってきた涼子とひとみを迎える。 心のどこかで理不尽だとは思ったが、涼子は胸に湧き上がる怒りをぶつけずにはいられなかった。 「ぐはっ……!!」 強烈な蹴りを静馬の腹にお見舞いすると、涼子はひとみを支えて浜辺を歩いていった。 END |