リアルバウトハイスクール二次創作「After Summer」
After Summer それはいつもと同じような昼休みの出来事。 通常の教室とは渡り廊下で隔てられた、特殊教室の並ぶ校舎の隅。 普段からあまり使われる事の無い女子トイレの一室から、押し殺したような女の声が微かに響く。 「……んっ……んんっ………」 スカートの端を口に咥え、長く美しい脚を惜しげもなく曝して、股間に手を伸ばしている女子生徒の姿がある。 まるで時代劇に出てくる女剣士のように髪を高く結え、長い髪をポニーテールにして纏めている。 それは大門高校において最も強い女子生徒、御剣涼子だった。 (……どうしちゃったんだろ……私………) スポーツタイプの質素なショーツを膝下まで降ろし、便座に腰を降ろして涼子は一心不乱に指先を動かしていた。 先頃の夏の一件以来、薬の後遺症なのか涼子の身体は突発的に快感を求めて疼くようになった。 稽古中ならば身体を動かす事によって堪える事もできるが、そうでない時は仕方なく自ら慰めてしまう。 もちろん、身体の疼きを癒すために男を求めるなどという考えは、涼子の頭には微塵も無い。 「……うぅっ……んぐ………んーっ………!」 股間に伸びた手の中指が濡れた秘唇の間へと潜り込み、第二間接から折れて膣内へと潜り込んでいた。 指先は激しく膣内を出入りしながら、奥から溢れる愛液を掻き出していく。 普段の毅然とした態度からは想像できない、頬を上気させて切なげな表情をした涼子は、便座にまで愛液を滴らせながら、一心不乱に自らを慰め続けた。 (…そろそろ……来る……) 溢れた愛液が糸を引く程に激しく指先で膣内を掻き乱し、身体の奥でおぼろげに絶頂が姿を現し始める。 暗闇の中に灯った小さな明りのような絶頂の輪郭は、急速に涼子の中で形を整えていく。 断続的に背筋を駆け抜けていく、痺れるような快感。 膣内はざわめくように小刻みに波打ち、涼子の指先を繰り返し締め付ける。 「あっ……あぁっ………イ…ク……」 膣内を掻き回す指先を奥深く突き立てて、涼子が絶頂へと昇りつめようとした瞬間。 涼子とトイレの扉との狭い隙間に、天井から大きな物体が勢い良く落ちてきた。それは人の姿を上下逆にした形をしていた。 何の仕掛けも無いトイレの天井から現れる人物など、涼子が知る限りでは一人しか居ない。 それも、頭から真っ逆さまに落ちてくるのは、担任教師の南雲慶一郎に他ならなかった。 その落ちていく南雲と、股間に手を伸ばした涼子の目と目が合う。 「…よぉ」 「え…………やだっ……」 派手な音を立てて、トイレの床に「頭」で立つ南雲。 慌ててスカートを降ろして隠そうとした涼子だったが、意思とは裏腹に絶頂を間近に控えた身体は意外な反応を見せた。 手で覆うように隠れていた股間から、生暖かい液体が勢い良く迸る。 「やだやだっ…見ないでぇっ……あっ…あぁぁぁっ……!」 「…み……御剣…」 (やだっ…止まらないよっ………) 絶頂の寸前に南雲が現れた為に、涼子は驚きのあまりに絶頂と同時に失禁してしまったのだ。 全身を駆け抜ける絶頂感に身体は弛緩してしまい、溢れ出す液体を止める事もできない。 涼子は便座の上で股間を抑えたまま、絶頂の余韻に震えながら恥ずかしさのあまり泣き出していた。 流石の南雲もどう対処してよいのか解らず、とりあえずその場で態勢を変えて立ち上がる。 そして暫しの沈黙の後、ゆっくりと南雲は口を開いた。 「まぁその……何だ……つまり…だ………可愛かったぞ」 慰めるつもりで言った言葉だったが、それが慰めになっていないのは南雲が一番解っている。 普段なら平手の一つか、木刀の一撃でも飛んで来るところだったが、涼子は短い嗚咽を上げるだけであった。 落下の勢いで乱れた頭を右手で掻きながら、仕方なく南雲は泣き続ける涼子に背を向け扉に手をかける。 「とりあえず……俺は外に居るからな」 そっと扉を開けて周囲を確認すると、南雲はトイレの前で頭を抱えた。 (何てタイミングの悪い男なんだ…俺は) 5分、10分と時間が流れ、昼休みの終わりを知らせる鐘が鳴る。 だが涼子はトイレから姿を現さず、南雲は更に時計の長針が半回転する程の間、トイレの前で涼子を待ち続けた。 幸いにして南雲はこの時間に授業が無い。 とりあえず、このまま涼子を放って置く訳にもいかないので、南雲にとってそれは好都合だった。 もちろん、涼子はこの時間も授業があるはずだ。 (…サボリを許す訳にはいかんのだが……そうも言ってられないよな…) 南雲が時計へ目をやり、流石にそろそろ限界を感じ始めた頃、ようやく涼子が個室から姿を見せた。 泣きはらした目の涼子は手を洗うと、思い足取りでトイレから出てくる。 「……大…丈夫か?」 波乱万丈とも言える南雲のこれまでの人生においても、ここまでの状況は初めての経験だ。 何と言って声をかけるべきか迷い、涼子の表情を探りつつ言葉を選んでいく。 一方の涼子は冷たい廊下へと視線を落とし、何も言わずに南雲の前に立っていた。 「しかし………何でお前が…こんな場所で…」 無言のままで直立する涼子に、南雲は困り果てたように呟いた。 そして不意に、目の前に立っていた涼子が南雲の厚い胸板へと倒れ込む。 「お、おい………御剣…」 南雲にとってそれは信じられない光景だった。 御剣涼子が、声を殺して再び嗚咽を上げ始めたのだ。それも南雲の胸で。 一瞬、どうしようか迷った南雲だったが、結局はその子供の腰程もある太い腕で、そっと涼子の身体を抱き支えた。 「……屋上でも行くか?」 「………うん」 何とか涼子を落ち着かせ、授業中で人気の無いはずの屋上へと誘う。 そこで改めて涼子から話を聞くつもりだった。 南雲の言葉に素直に頷き返すと、涼子は先立って屋上へと歩き出した。 その後姿がやけに悲しげで、普段の涼子の印象とのギャップに、南雲は保護意欲をかき立てられる。 (いったい…どうしちまったんだ御剣は…) 夏休み以降、どこか元気が無いようには思っていたが、ここまで深刻な何かを抱えているとは思いもしなかった。 身近に居ながら何も感じられなかった自分を罵りながら、南雲は涼子の後に続いて歩き始めた。 「………いい天気だな」 屋上に向かう途中も、屋上に着いてからも涼子は無言のままだ。 金網のフェンス越しに校庭を見下ろしていた南雲は、屋上の隅に腰を降ろした涼子を振り返った。 膝を抱えるようにして壁にもたれて座った涼子は、力の無い視線を床に落としている。 南雲は一つ溜息を漏らすと、大股に歩いて涼子へと近づいた。 「何があったんだ」 涼子の隣に腰を降ろし、風に流れる雲を見ながら南雲は問い掛ける。 その問い掛けに何も応えず無言のままの涼子に、南雲は根気良く待ち続けた。 暫くすると、涼子がポツリと言葉を漏らす。 「……悔しかった…」 「何がだ?」 ようやく涼子は、夏休みの間に起こった出来事と、それ以降の自分の身体の変化について語り始めた。 フライング・シーマンズの連中に犯された事、それ以来、発作的に身体が疼くようになった事、密かに自分で慰めるようになった事。 南雲は涼子の言葉が続くに連れて表情を険しくし、話が終る頃には拳を強く握り締めていた。 「…そうか」 「あいつ等に…犯されたのも悔しいけど……自分がこんなに弱い人間だったなんて…」 涼子は薬の後遺症に逆らえない自分自身に対して憤りを感じ、それが悔しくて堪らないといった様子だった。 男とも対等以上に戦ってきた涼子だが、まさかこんな事で自分に女を感じるとは思っていなかったのだろう。 「……私……ずっとこのままなのかな…」 涼子の目に再び涙が浮かび上がる。 その横で拳を握り締めたままの南雲が、告げるのを迷うような口調で涼子に呟く。 「……治す方法なら……無い事もないが…」 「え……本当!?」 顔を上げた涼子の表情は期待に満ち、南雲の次の言葉を待っている。 だが、南雲は何やら思案するような表情で空を見上げ、なかなか次の言葉を続けない。 次第に焦れていく涼子が南雲の腕を掴み、切羽詰ったような声で南雲を呼ぶ。 「先生!」 「……気功治療の一種なんだがな……俺の体内で練った龍気を、お前に流し込むんだ」 「そうすれば治るのね!、先生…お願い!」 「…うむ……だがなぁ………」 南雲の言葉は歯切れが悪く、その方法をとる事を躊躇っているかのようだった。 涼子はすがる様な表情で南雲の腕にしがみ付き、何とか治して欲しいと懇願する。 考え込むような表情で思案していた南雲も、それ以外には方法が無い事を悟ると、ゆっくりと口を開いた。 「……その為にはな……お前を…御剣を抱かなければならんのだ」 「抱くって……先生が?……私を?」 「…そうだ」 言葉の意味をゆっくりと理解して、途端に顔を真っ赤に染めて俯く涼子。 てっきり、いつもの調子で怒鳴りながら殴られでもするかと思っていた南雲は、そんな少女らしい涼子の反応に拍子抜けしてしまった。 そして更に、涼子の口から漏れた呟きに、南雲は全身を硬直させた。 「……先生なら……いいよ」 「…み…御剣…?」 「…それで治るなら……抱いても…いいよ」 再び顔を上げた涼子の双眸は潤み、熱い視線で南雲を見上げている。 また薬の後遺症が出始めているのだろうか、涼子は頬も朱色に上気させ、南雲の腕を掴む掌にも汗が滲んでいた。 涼子が望むのであれば、南雲としてはその方法をとる他に無い。 まるで涼子の熱い視線に負けたかのように、南雲も覚悟を決めた。 「解った……俺が治してやる」 「……うん」 一度覚悟を決めてしまった南雲は、行動も一気に大胆になる。 指先で涼子の頤を摘み上げると、身体を折り曲げるようにして唇を重ねた。 突然の事に一瞬だけ戸惑いの表情を見せた涼子も、すぐに瞼を閉じて南雲の唇を受け入れる。 南雲の舌が荒々しく涼子の唇を割り開いて進入するが、涼子は素直にそれに応じて舌を差し出して自ら絡ませていった。 涼子の口内で激しく舌を絡ませ合いながら、南雲はその太い腕で力強く涼子の身体を抱き寄せた。 「…はぁ…………先生……」 「可愛いぞ…涼子」 照れたような表情で南雲の胸に顔を埋める涼子。 凛々しい普段の姿から「格好良い」と言われる事はあっても、「可愛い」と言われる事は少ない涼子だ。 素直に嬉しさが込み上げ、表情は気恥ずかしそうに綻んでいく。 南雲はその涼子の身体を易々と抱え上げると、後ろ向きにして胡座を組んだ膝の上へと乗せた。 そして涼子の脇の下から手を廻すようにして伸ばし、制服の上着を一気に捲り上げる。 すると南雲の大きな掌は、上着だけでなく下着まで一緒に捲り上げてしまった。 年齢相応に張りのある乳房が零れ落ち、勢い余って弾けるように震えた。 「あ……やぁん……」 普段の涼子からは絶対に聞けないような、甘ったるい鼻にかかった声を出す涼子。 背後の南雲はそのまま廻り込ませた掌で涼子の乳房を掴むと、できるだけ優しく力を入れ過ぎないように揉み始めた。 形も良く、肌に張りのある乳房を両手で揉みほぐしながら、南雲は涼子の首筋に唇を寄せる。 そして舌先で軽く首筋を舐めてやると、涼子は背筋を駆け抜ける快感に痺れたような声を漏らした。 「あふぅ……はぁん……」 「…感度がいいな…」 薬の後遺症が出始めた涼子の肉体は、普段以上に敏感になっているのだろう。 南雲の愛撫に敏感に反応し、可愛らしい喘ぎを漏らし続ける。 高揚していく意識に合わせて体積を増した乳房は、南雲の大きな掌の中に完全に収まり、次々と柔軟に形を変えていく。 女子生徒の中でも間違いなく最も身長の高い部類に入る涼子だったが、それ以上に巨漢の南雲の膝の上では、小さく可愛らしい女の子に見えてしまう。 親指の爪を噛みながら甘い喘ぎを漏らす涼子は、乳房から広がる快感に、自然に太股を擦り合わせ始めていた。 その様子を南雲は見逃さず、背後から耳の後ろに舌先を這わせながら、涼子の耳にだけ届く小さな声で囁いた。 「…自分でするより気持ちいいか?」 「え……そんな事……あんっ……んふぅ………」 「正直に言え」 「……そんなぁ………んっ…………先生のが……気持ちいい……」 頬を羞恥で赤く染めて俯きながら、涼子は途切れ途切れに南雲に答える。 涼子は気がつかなかったが、その返事を聞いた時の南雲の表情は、口元が意地悪そうに微笑んでいた。 ヤクザ等に対する態度からも想像できるが、やはり南雲にはサディスティックな一面があるように思える。 そしてそれは、時によっては好意を抱く相手にも発揮されてしまうのだろう。 今まで、それを知っているのは飛鈴ただ一人であったのだが、涼子が二人目となろうとしているのは疑いようが無かった。 南雲は擦りあわされている涼子の脚へと手を伸ばすと、丈の短いスカートを捲くるように手を進め、太股の内側を優しく撫で始める。 奥には進まずに太股の中程を撫で続ける掌の感触に、新たに涼子の体内で湧き上がってくる衝動。 その衝動、「触れて欲しい」と言う気持ちが最高潮に達した時、溜息のような声で背後の南雲へと訴えていた。 「…先生……触って欲しい……」 「どこに?」 平然と聞き返され、涼子は押し黙ってしまった。 その身体の部位の俗称は知っていたし、実際にフライング・シーマンズの連中に犯された時に口にしている。 しかし、それを南雲に対して告げるには、まだ涼子の中で理性が抵抗していた。 「…はぁ………はぁ………意地悪しないで……お願い……」 「だから、どこを触って欲しいんだ?」 あくまでも南雲は涼子を焦らすつもりなのか、とぼけた口調で同じ事を聞き返すのみだ。 羞恥と衝動の争いが涼子の体内で激しく繰り広げられているのは、南雲も解っていた。 そして勝利を収めるのが衝動である事も。 「あの……そのっ…………涼子の…………………オ○ンコ……を…」 「解った」 そう言うが早いか、太股の内側を撫でていた掌は、一気に最深部へと滑り込んでいく。 そして既に愛液を染み出させているショーツへと達し、その上から秘唇へと触れた。 形を浮き上がらせるかのように、秘唇の端をなぞるようにして指先を動かし、濡れた愛液によってショーツへと秘唇を張り付かせていく。 「あ……あぁんっ………」 待ちに待った快感を得て、涼子は歓喜の喘ぎを漏らす。 しかし、の上から秘唇を撫ぜていた南雲の指先は、その濡れた感触に満足したのか、再びスカートの外へと戻っていってしまった。 「そんなぁ……先生ぇ………」 背後の南雲を振り返り、鼻にかかった甘えるような声を漏らす涼子。 口元に笑みを浮かべて涼子の視線を受け止めると、そっと涼子にだけ聞こえる程度の声で耳元で囁く南雲。 その言葉を聞いた瞬間、涼子は耳まで羞恥に赤く染め、南雲の顔と屋上の床と交互に視線を行き来させる。 そんな涼子を促すかのように南雲は涼子の顔を覗き込み、軽く頬に口づけする。 「…………」 涼子は観念したかのように、無言のまま南雲から離れてその場に立ち上がった。 そして南雲の方へと向き直り、暫く躊躇った後、ゆっくりとスカートの中へと手を潜り込ませる。 チラチラと南雲の様子を伺いながら、涼子はゆっくりと膝下までショーツを下ろし、両足を抜いて脱ぎ捨てた。 それを見ていた南雲は、ズボンのファスナーを降ろして起立した剛直を取り出す。 (凄い……おっきい……) その凶悪なまでの大きさと形に、思わず涼子は息を飲む。 だが同時に、それによって与えられるであろう快感を想像し、秘唇の奥からは更に愛液が溢れ出し始めていた。 「来い」 「…う……うん……」 南雲に導かれるままに、涼子は胡座を組んだままの南雲へと近づき、その剛直の上に跨る。 そして南雲の肩に手を置き、ゆっくりと腰を降ろしていく。 南雲は涼子の腰を両手で支え、狙いが逸れないように調整しながら、男性器の上に涼子を導いていった。 「先生……ちょっと怖いよ…」 「大丈夫だ。俺を信じろ」 落ち着いた南雲の言葉に自らを奮い立たせ、更に腰を落とす涼子。 スカートの生地で隠れて見えないが、南雲の男性器の先端が涼子の秘所へと触れた。 「ん……んんっ…………」 ゆっくりと体重を乗せて、涼子は自ら貫かれていく。 秘唇は柔軟に限界まで広がり、溢れ出した愛液を男性器に纏わり着かせながら、熱く潤んだ膣内へと飲み込んでいく。 そのあまりの大きさに、流石に涼子の表情が苦痛に歪むが、それでも動きを止める事無く、時間をかけて根元まで埋没させていった。 「はぁ……はぁ……はぁ………全部…入っちゃった……はぁ……」 荒く吐息を漏らしながら南雲の胸に顔を埋める涼子。 その涼子の髪を優しく撫でながら、南雲は涼子の唇を優しく奪う。 重ねられた唇の間から差し込まれる舌を受け止めながら、涼子は体内で南雲の男性器が脈打つのを感じていた。 「んっ………ちゅ……」 抱きかかえるように両手を南雲の頭に廻し、積極的に舌を絡める涼子。 身体の奥では急速に欲求が高まりつつあり、それに突き動かされるかのように、自然に涼子の腰が蠢きだす。 最初はスカートの裾が微かに揺れる程度の控えめな動き。 だが、それは瞬く間に一定のリズムと勢いを持ち始め、くびれた腰は淫らな動きを見せ始める。 咥え込んでいた物を吐き出すかのように腰が持ち上がり、再び貪欲に咥え込むかのように腰が落ちる。 そんな上下の動きの合間には、時には前後に、時には円を描くように、涼子の腰は淫らに蠢く。 「あ、あんっ……あんっ……あんっ……」 南雲の唇から解放されると、涼子の愛らしい唇からは扇情的な喘ぎが漏れ始める。 南雲は涼子が動くのに任せ、露になったままの涼子の乳房へと手を伸ばす。 そして大きな掌で包み込むように揉み上げ、尖った先端の突起を指先の間で摘み上げる。 「くぅん……んっ…はぁ…はぁっ……はぁっ……ああんっ……」 次第に大きく揺れていくスカートの下では、涼子の愛液に濡れた南雲の剛直が、淫らな秘唇の奥へと激しく出入りする。 暫くの間は涼子の動きに任せていた南雲だったが、不意に涼子の尻へと手を伸ばすと、上下する涼子の腰の動きに力を加えた。 突然、勢いを増して貫かれる涼子の膣内。 スカートの奥の結合部からは溢れた愛液が飛沫となって飛び散り、大きな水音を立て始めた。 「あっ、あんっ、あんっ、あんっ!、せ、先生っ…激しすぎるよっ……んんっ!!」 涼子の訴えにも南雲は力を緩めようとはせず、それどころか胡座を組んでいた脚を解放し、下から激しく突き上げ始めた。 スカートの生地は波打つように大きく揺れ、特徴のある結えた髪も乱れ舞う。 「この治療方法はタイミングが鍵だ……お前の絶頂に合わせて出すからな」 言葉ではそう言う南雲だったが、どちらかと言えば自分のタイミングに合わせて涼子を貫いているように見える。 そしてその表情は、明らかに涼子を抱く事を楽しんでいるようだった。 一気に加速した抽送に惑わされながらも、涼子は絶頂へ向けて着実に昇りつめていく。 「先生っ……もう…もうイキそうっ……あんっ、はぁんっ、あっ、あっ、あっ、ああぁっ!!」 南雲の身体にしがみ付くようにして肩に顔を埋め、最早自ら腰を動かす余裕など無く、ただ貫かれるままに身体を揺らす涼子。 激しい南雲の貫きによって涼子の全身は弾むように上下し、それに合わせて零れ落ちた乳房が淫らに揺れる。 漏れる喘ぎのオクターブも一瞬毎に上がっていき、涼子の絶頂が間近に迫った事を告げていた。 「あんっ、はぁっ、イクっ!、先生ぇ…イッちゃうっ!、あぁっ、あぁんっ!、イクっ、イクっ、イクぅっ…!!」 両手を南雲の首に廻したまま身体を大きく反らせ、そのまま涼子は絶頂へと達する。 涼子の膣内が収縮する感触を感じて、南雲も気合と共に堪えていた物を解き放った。 「ふんっ!」 「あっ……あっ………あっ…………」 打ち付けるかのように勢い良く放たれる南雲の精液が、体内で練り続けていた氣と共に子宮にまで達する。 同時に、涼子の全身を暖かい波動が包み込んでいった。 絶頂の余韻の中で小刻みに全身を震わせていた涼子は、その波動に包み込まれるうちに気を失っていった。 「……ん………せ…先…生………?」 気を失っていた涼子は、南雲の膝の上でゆっくりと目を覚ます。 「気がついたか?」 「…うん………んんっ……せ、先生っ……!?」 南雲の膝の上に抱きかかえられた涼子は全裸のままで、その下腹部には南雲の手が潜り込み、放たれた精液が溢れる膣内を指先が掻き回していた。 絶頂の余韻はまだ全身に残っており、火照ったままの身体は敏感に反応している。 涼子は南雲の行動に戸惑いつつも、湧き上がる快感に悶えて震える。 「…治療は終ったが…まだオ○ンコがジンジンしてるだろ?、もう一発ぐらいヤっとくか?」 「え……そんな……あんっ…………」 言葉にならなかったが、涼子は南雲の言葉に頷き返した。 南雲は涼子をその場で四つん這いにさせると、覆い被さるようにして背後から貫く。 「ふぁぁぁっ…!!、お…おっきい……おっきいのが…入ってるっ…!!」 「そうそう…言い忘れたがな、この治療にも後遺症があって…2・3日は発情状態が続いてしまうんだ」 「ふえぇぇ……そんなぁ……あんっ…あんっ……!」 「心配するな。ちゃんと最後まで面倒みてやるよ」 そう言って南雲は涼子を貫きながら笑みを浮かべる。 結局、南雲に抱かれる快感が忘れられなくなり、涼子から求めるようになるのは、また別の話… END |