既に発送の連絡があり、昨日の時点で佐川のトラッキングを追いつつ寝たわけですが、
もちろん目が覚めたら届いてましたよ、GPD pocket!
という訳で軽く触れてみた感想などを記してみたいと思います。
成り立ち
軽く成り立ちから触れますと、以前にGPD WINというゲーム用途に特化した、
モバイルコンピューターを開発したGPD社が、新たに開発に取り組んだのがGPD pocket。
資金集めに使われたのはINDIEGOGOで、あっさり目標額をクリアしただけではなく、最終的には300万ドルを超えるという、かなりの指示を集めたクラウドファンディングでした。
事前に情報をキャッチしていた私は、クラウド開始と同時に出資した訳です。
現在、日本のクラウドファンディングサイトでもあるMAKUAKEにて、引き続き資金集めがされていますが、これはどちらかというと、プレオーダーですね。
代理店契約したと思われるMCM社ですが、一括して事前に支払える資金が無かったのかもしれません。そういう場合、クラウドファンディングという形で、事前に購入資金を集める方法もあるのかなと。
細かいスペック等については、MAKUAKEのMCMのページを見て貰うのが一番だと思います。
外観
では早速、届いたGPD pocketの外観などから。
御覧の通り、かなり質感は高いです。
工業製品として見ても、所有する価値があるかなと思わせるくらいですね。
表には余計なロゴ等が一切なく、塗装もなかなか綺麗で、一個の塊感のある筐体が何ともいえません。
使ってみて
実際に初回起動から各種の設定までした感じでの、ファーストインプレッションです。
初回は見事に機動でコケました(笑)
GPD社のロゴが表示された後、アイコンがぐるぐると回り続けまして……。
仕方なく電源ボタンの長押でリセットすると、再起動後にディスクチェックが始まり、そのまま何事も無かったかのように起動しました。
それ以降、何度か再起動や電源オフからのオンをしていますが、それ以降は起動に失敗することはありません。
OSがマルチランゲージということもあるんですが、ちゃんと日本語パックも入っているので、初期設定は実にさっさりと終わり、wi-fiも問題無く接続。
jumperのezbook2の方が、よっぽど苦労しましたね。
キー配列に関しては事前に分かっていたことなので、Change Keyを使ってアサインを変更しました。現時点ではcapslockをAに、Delをreturnにしてあります。
Change Keyはとても便利ですが、右クリックから管理者権限で実行しないと、変更したキーが有効にならないので気を付けて下さい。
実際に軽く触ってみると、液晶はかなり綺麗ですし、7インチでFHDなので高精細です。
まあ、老眼が進んだ目には厳しいんですが、それでも綺麗な方が嬉しい。
スピーカーは途中でモノラルに変更になりましたが、音は悪くありません。
イヤホンジャックからも音を取り出してみましたが、中華PCでありがちなノイズもほぼありませんし、好印象です。
後は職業柄、ちょっと文章などを打ってみましたが、ブラインドタッチでそれなりの速度で打つには、やはり慣れが必要なようです。
個人的にはスペースキーの中央に、トラックポイントがあるのが意外に辛かったかもしれません。
変換する時に左の親指でスペースキーを打つのですが、その位置に丁度よくトラックポイントが来るのです。
これも慣れれば何とかなりそうですし、ブラインドタッチに拘らなければ、それなりに文章は打てるようになる気がします。
おすすめかどうか
個人的にはかなり気に入っていて、暫くは楽しめそうだと思っていますが、興味本位で手に入れるのはお勧めしません。
何か特定の用途があるなら別ですが、そうでなければあまり必要性のあるものでもないので。
ぶっちゃけ、僕もクラウドファンディングの早期出資額399$だから踏み切った訳で、MAKUAKEとかで出ている金額なら、少し考えてしまいますね。
興味があって、趣味的に手に入れてみたいという程度であれば、年末年始ぐらいまで待った方が良さそうです。
たぶんその頃になれば需要も落ち着いているだろうし、ロットが進んで不具合の発生率も低下しているでしょう。
そして何より中華系通販サイトで年末年始のセールがあれば、500$を切る価格で手に入れられそうです。
個人的には450$以下なら手を出しても良いかな、という感じですね(笑)
以上、簡単ですが初日に触ってみた感じのレポートでした。